Karl Bengs’ Profile カールベンクス プロフィール

建築デザイナー カール ベンクス アンド アソシエイト 有限会社 代表取締役

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カール・ベンクス ご挨拶

karl Bengs 私が日本にやってきたばかりの高度経済成長が始まろうとしていた頃は、まだ東京は銀座にも木造の建物が立ち並び、日本の風情がそこかしこに感じられました。それが、経済成長とともに、日本全国、風景や建物、街並みの画一化が進んでしまいました。どこへ行っても、その地の文化、生活のにおいがしない、のっぺら棒のような風景になってしまいました。
「古い家のない町は、思い出のない人と同じです」とは、東山魁夷がわたしにくれた言葉。古い=価値がないのではありません。古いものは、歴史や思いがつまった、単なる”モノ”以上のものなのです。
使い捨て、大量消費の文化とともに、日本人はモノを大切にすることを忘れつつあるのかもしれません。この世界に誇れる文化の現状は私にとって残念で悲しいものです。私は、その素晴らしさを後世に残し伝えたいと思います。
民家の再生は、単なる建物の再生ではありません。民家の再生が、スクラップアンドビルドに象徴される現代日本の価値観、その見直しや、暮らし方、考え方の再生にもつながることを私は望んでいます。

カール・ベンクス プロフィール

1942年、ドイツ・ベルリン生まれ。
フレスコ・家具職人の父の影響を受け、日本文化に関心を持つ。
ベルリン・パリで建築デザインオフィスに勤務しながら、建造物・家具の復元修復を学ぶ。
1966年、空手を学ぶために日本大学に留学。以降建築デザイナーとしてヨーロッパや日本で活動。
特に日本の民家に強く惹かれ、ドイツに移築する仕事に携わる。
1993年、新潟県十日町市竹所で現在の自宅(双鶴庵)となる古民家を購入、再生に着手する。
1999年、カールベンクスアンドアソシエイト㈲を設立。
2010年、歴史ある旅館を買い取り再生。『まつだいカールベンクスハウス』と名付け、事務所を移す。
2016年、日本での古民家再生数が50軒に。

受賞歴

2001年 新潟 木の住まいコンクール 入賞
2007年 第2回安吾賞 新潟市特別賞 受賞
2015年 十日町市市制施行10周年記念 感謝状 受領
2017年 平成28年度ふるさとづくり大賞 内閣総理大臣賞 受賞